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リレンザを潜伏期に処方してインフルエンザを予防

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リレンザはインフルエンザの治療薬として世界中で使用されている抗ウイルス薬です。この薬はタミフルと同様に、インフルエンザウイルス感染後に増殖するのを阻止する働きがあります。そのため、感染初期に服用すると効果を発揮します。
リレンザはタミフルよりも副作用が出にくく、ウイルスが薬に対する耐性を持ちにくいという特徴があります。
インフルエンザは感染してすぐに症状が出る訳ではありません。感染してから3日以上経過してから発熱などの症状が出ます。感染してから症状が出ない間は潜伏期と呼ばれていますが、この間にもウイルスは体の中で急速に増殖しています。
まだ症状が出ない潜伏期の段階でリレンザを服用すればウイルスの増殖を防ぐことができるので、インフルエンザの発症を抑えるのに有効です。
インフルエンザの予防のためにはワクチン接種が有効ですが、ワクチンは効果を発揮するまで数週間程度の期間が必要です。そのためインフルエンザ患者と接触した直後にワクチン接種をしても間に合いません。
このような場合に、予防を目的として医療機関で抗ウイルス薬を処方してもらうことができます。2007年1月からは、予防目的でのリレンザの処方が認められています。予防目的でリレンザを処方してもらう場合には自費診療となります。
10日間服用を行う場合は、約4,300円ほどの薬代が必要で、他に3千円くらいの診察料が必要です。予防目的でリレンザを使用する場合には、インフルエンザ感染者との接触から1.5日以内に服用を開始すると効果的です。服用期間中のみ予防効果を発揮します。
潜伏期に予防目的でリレンザが投与されるための条件は原則として、65歳以上の高齢者、慢性心疾患患者、糖尿病患者、透析患者などの腎機能障害患者です。但し、医師が必要と判断した場合にはこの限りではありません。

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